三菱電機の59サイト統合が他人事に見えない理由

渡辺 浩二
渡辺 浩二 50代・ 建設業・代表取締役
正直、最初に見出しを見たとき「うちには関係ない話だ」と思った。
三菱電機が35カ国・59サイトをまとめてグローバルに統制した、という話だ。
うちは東北の土木会社で、従業員45人。規模が違いすぎる。

でも少し読み進めて、気づいたことがある。
三菱電機がこの取り組みを始めたのは2014年だという。
「情報がバラバラで、誰が何を発信しているか把握できない」という問題が出発点だったそうだ。

「誰が何を発信しているか把握できない」、これ、うちも同じだ



うちの会社のホームページ、最後に更新したのはいつだったか。
息子に任せっきりで、自分はほとんど触っていない。
採用ページも、工事実績のページも、書いてある情報が古いままだったりする。
「うちみたいな会社は口コミと付き合いで仕事が来るんだ」と思ってきた。
でも最近、それだけじゃ若い子が来ない。

2024年問題で時間外規制が厳しくなってから、求人を出しても反応が薄い。
ハローワークに出して、地元の求人誌に載せて、それでも来ない。
ある若い子に理由を聞いたら、「会社のホームページを見てもよくわからなかった」と言われた。
その一言が、ずっと頭に残っている。

「情報の統制」って、大企業だけの話じゃなかった



三菱電機の場合、59サイトの情報をCMSというシステムで一元管理して、どの国のサイトも一貫した内容を保てるようにしたらしい。
規模こそ違うが、やろうとしていることは「誰が見ても同じ正しい情報が届く」ということだ。
うちで言えば、ホームページに書いてある施工事例と、息子がSNSで出している情報と、求人票の内容が、全部バラバラな状態を整理する、そういう話と本質は同じだと思った。

さらに記事ではAI時代の新構想にも触れていた。
サイトに蓄積したデータをAIで活用して、情報発信をもっと賢くしていくという方向性だ。
ここは正直、自分にはまだピンとこない部分も多い。
でも「まず情報を整理して一か所に集める」という土台づくりは、うちでも今すぐできることだと感じた。

建設DXの補助金も、最近いくつか案内が来ている。
そういうのを使うにしても、まず自社の情報がどんな状態にあるかを把握していないと、何をどう変えればいいかも分からない。

息子と一度、ホームページと採用ページの中身を一緒に見直してみようと思う。
「古い情報を消す」「実績写真を最近のものに差し替える」「会社の連絡先を正しく載せる」、そこから始めれば十分だ。
三菱電機の話は雲の上でも、やることの順番は同じだと気づいた。
あなたの会社のホームページ、最後に確認したのはいつだろうか?

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