OpenAIが、テクノロジー系のポッドキャストメディア「TBPN」を買収しました。AI企業がメディアを手に入れる、という動きです。
これを聞いて最初に思ったのは、「AIの情報発信の主導権を、AI企業自身が握りにいっている」ということでした。ビルダーやビジネスパーソン、そしてテクノロジーコミュニティ全体との対話を加速するのが目的、とのことです。つまり、AIに関する会話の場そのものを、自分たちでつくろうとしている。
税理士として日々業務をしていると、顧問先から「最近AIって使えるんですか?」と聞かれる機会が増えています。freeeやマネーフォワードも、着々とAI機能を組み込んできていますよね。仕訳の自動提案、領収書の読み取り精度の向上など、以前は手作業だったところが、気づいたら自動化されていた部分も多い。
「士業の仕事がAIに奪われる」という話は、正直もう聞き飽きた感もあります。でも実際のところ、単純な記帳作業や書類の整理がAIに置き換わっていくのは、現実として起きていることです。それよりも今の自分が気になるのは、顧問先の経営者がAIをどう使えば事業が良くなるか、という視点です。
OpenAIがメディアを買収してまで「AIに関する対話の場を広げたい」と動いているのは、AIがもはや技術者だけのものではなく、ビジネス全体の話になってきているということの裏返しだと思っています。
税理士として顧問先に関われる範囲は、数字だけじゃないと感じています。業務フローの無駄を見つけたり、コスト構造を整理したりする中で、「ここ、AIツールで効率化できそうですよ」という提案ができる場面は、実は少なくないんです。
例えば、売上管理を手作業でExcelでやっている飲食店オーナーには、レジシステムとクラウド会計の連携を提案する。問い合わせ対応に時間を取られているEC事業者には、チャットボットの導入を一緒に考える。こういうことを、財務の話と合わせてできるのが、顧問税理士ならではの立ち回りだと思っています。
OpenAIのような巨大プレイヤーがAI情報の流通にまで関与しようとしている今、情報の洪水は今後さらに激しくなるはずです。逆に言えば、顧問先が「何を信じて、何を使えばいいかわからない」と感じる場面は増えていきます。そこに、信頼できるアドバイザーとして入れる余地があると思っています。
こういったOpenAIの動向を定点観測しておくことは、税理士としての情報収集として十分意味があります。「AIがどの方向に進もうとしているか」を把握しておくだけで、顧問先への提案の質は変わります。
OpenAIの公式ニュースやテクノロジー系のポッドキャスト、あるいはfreee・マネーフォワードのアップデート情報を定期的にチェックする習慣をつけておくのが、まずできる一歩です。特別な技術知識は不要です。「何が変わったか」「誰がどう使っているか」を追うだけでも、情報の蓄積になっていきます。顧問先からAIについて聞かれたとき、「少し調べてみますね」から「こんな事例がありますよ」と言えるようになる、その差はけっこう大きいと感じています。
これを聞いて最初に思ったのは、「AIの情報発信の主導権を、AI企業自身が握りにいっている」ということでした。ビルダーやビジネスパーソン、そしてテクノロジーコミュニティ全体との対話を加速するのが目的、とのことです。つまり、AIに関する会話の場そのものを、自分たちでつくろうとしている。
AIの話題が「遠い世界のこと」ではなくなってきた
税理士として日々業務をしていると、顧問先から「最近AIって使えるんですか?」と聞かれる機会が増えています。freeeやマネーフォワードも、着々とAI機能を組み込んできていますよね。仕訳の自動提案、領収書の読み取り精度の向上など、以前は手作業だったところが、気づいたら自動化されていた部分も多い。
「士業の仕事がAIに奪われる」という話は、正直もう聞き飽きた感もあります。でも実際のところ、単純な記帳作業や書類の整理がAIに置き換わっていくのは、現実として起きていることです。それよりも今の自分が気になるのは、顧問先の経営者がAIをどう使えば事業が良くなるか、という視点です。
OpenAIがメディアを買収してまで「AIに関する対話の場を広げたい」と動いているのは、AIがもはや技術者だけのものではなく、ビジネス全体の話になってきているということの裏返しだと思っています。
顧問先への提案に「AI視点」を加えるヒント
税理士として顧問先に関われる範囲は、数字だけじゃないと感じています。業務フローの無駄を見つけたり、コスト構造を整理したりする中で、「ここ、AIツールで効率化できそうですよ」という提案ができる場面は、実は少なくないんです。
例えば、売上管理を手作業でExcelでやっている飲食店オーナーには、レジシステムとクラウド会計の連携を提案する。問い合わせ対応に時間を取られているEC事業者には、チャットボットの導入を一緒に考える。こういうことを、財務の話と合わせてできるのが、顧問税理士ならではの立ち回りだと思っています。
OpenAIのような巨大プレイヤーがAI情報の流通にまで関与しようとしている今、情報の洪水は今後さらに激しくなるはずです。逆に言えば、顧問先が「何を信じて、何を使えばいいかわからない」と感じる場面は増えていきます。そこに、信頼できるアドバイザーとして入れる余地があると思っています。
まず自分がAIの変化を追い続けることが出発点
こういったOpenAIの動向を定点観測しておくことは、税理士としての情報収集として十分意味があります。「AIがどの方向に進もうとしているか」を把握しておくだけで、顧問先への提案の質は変わります。
OpenAIの公式ニュースやテクノロジー系のポッドキャスト、あるいはfreee・マネーフォワードのアップデート情報を定期的にチェックする習慣をつけておくのが、まずできる一歩です。特別な技術知識は不要です。「何が変わったか」「誰がどう使っているか」を追うだけでも、情報の蓄積になっていきます。顧問先からAIについて聞かれたとき、「少し調べてみますね」から「こんな事例がありますよ」と言えるようになる、その差はけっこう大きいと感じています。