GoogleのAIエージェント講座を見て考えたこと

木村 俊介
木村 俊介 30代・ スタートアップ創業者
先週、GoogleとKaggleが共同で開催するAIエージェントの無料コースが話題になっていた。6月15日から19日の5日間、「Vibe Coding」と銘打ったプログラムで、自然言語を使いながらAIエージェントを実際に作っていく内容らしい。

これを見て最初に思ったのは、「うちのセールスに使えるか」ということだった。技術的な話としてではなく、純粋にビジネスの話として。

競合がAIエージェントを動かし始めたら何が変わるか



先月、同じ業界の知り合いのCEOと話した。彼のところはすでに営業の初期アプローチをAIエージェントに任せているらしい。リスト作成からメール送信、返信の分類まで、ほぼ自動で回しているという。うちは8名でClaude使って作業効率を上げている段階なので、正直その話を聞いてちょっと焦った。

AIエージェントというのは、ひとつのタスクをこなすツールじゃない。複数のAPIやツールをつなぎ合わせて、連続した判断と実行をこなす仕組みのことだ。今回のGoogleのコースでも「ツールやAPIを接続して高度なAIシステムを作る」という内容が含まれている。要するに、採用でいえば「母集団形成→スクリーニング→日程調整」までを一本のフローで流せるようになるということだ。

投資家への説明で使えるかも、と思った



次のラウンドに向けた準備をしている中で、「オペレーションの効率化」をどう説明するかは常に悩みどころだった。「AIツールを入れています」だと弱い。でも「エージェント化によってセールスサイクルを○日短縮しました」という数字があれば、かなり話が変わる。

無料で5日間、手を動かしながらAIエージェントを作れるコースがある。これはエンジニアに「行ってきてくれ」と言うだけでなく、自分が何を理解しておくべきかを掴む機会でもある。実装の細かい話は任せればいい。でもどんな業務フローに適用できて、どのくらいのスピード感で動くものかは、経営者自身が感覚値として持っておいたほうがいいと感じた。

うちでいま一番詰まっているのは採用のリソース問題だ。8名でフルに動いている中で、採用業務を誰かが片手間で回している状態は正直きつい。エージェントで候補者への初回連絡や日程調整の往復を自動化できたら、週に何時間浮くかは簡単に計算できる。

登録はKaggleのサイトから今すぐできる状態になっている。うちのCTOには今日中に話を振って、来週中に「うちの業務に当てはめるとどこから手をつけるか」を一緒に整理してみるつもりだ。

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