自治体がガバメントクラウドと生成AIを本気で使い始めた話

山田 拓海
山田 拓海 30代・ テック系インフルエンサー
Xのタイムラインを流し見してたら、さくらインターネットのイベント告知が流れてきた。「自治体DXの最新潮流 ~ガバメントクラウド・関係人口CRM・生成AIの実践~」というやつ。

正直、自治体×AIってワードだけ見ると「またお役所の実証実験か」って思いがちじゃないですか。でも内容をちゃんと読んでみたら、ガバメントクラウド・関係人口CRM・生成AIというかなり具体的なテーマを並べてきてて、これは普通の登壇イベントじゃないなと感じた。

「関係人口CRM」って何だ?ってなった



私が一番引っかかったのが「関係人口CRM」というキーワード。関係人口って、移住はしてないけどその地域に関わりを持ち続ける人たちのことで、最近の地方創生界隈ではかなり注目されてる概念。そこにCRMを掛け合わせてくるのは面白い発想だと思った。

要は、地域との縁をデータとして管理して、継続的にエンゲージメントを保つ仕組みを作ろうということ。企業がやってるカスタマーサクセスの考え方を自治体に輸入してる感じがする。

海外だと市民サービスのデジタル化はもっと進んでいて、自治体がCRMツールを使って住民との関係を管理するのは珍しくない。日本がやっと追いついてきた、という見方もできる。

生成AI、自治体でどこまで使えるのか



ガバメントクラウドはデジタル庁が推進してる国の共通クラウド基盤で、さくらインターネットはその提供事業者のひとつとして選定されている。そのさくらのメンバーが登壇するってことは、実際の導入現場から出てくる話が聞けそうで、これは気になる。

で、生成AIの話。自治体での生成AI活用って、窓口業務の問い合わせ対応や議事録の自動作成あたりが先行してる印象があった。でもこのイベントのテーマ設定を見ると、もう少し踏み込んだ話が出てきそうな予感がする。

個人的に気になるのは、セキュリティとデータの扱いをどうクリアしているか、という部分。自治体が扱う情報って住民の個人情報だから、生成AIにそのまま突っ込むわけにはいかない。ガバメントクラウドの文脈でそこをどう整理してるのか、具体的な話が出るなら聞いてみたい。

フォロワーからも「自治体のAI活用ってどこまで進んでるの?」って質問を最近ちょくちょくもらう。企業向けのAI事例は毎日のように出てくるけど、行政のリアルな現場の話って意外と表に出てこない。そういう意味でこのイベント、フリーランスの自分みたいな立場でも参考になりそう。

AIが得意なことと行政がやらなきゃいけないことのギャップを、現場の人がどう埋めてるのかが聞きたい。スマートに「AIで全部解決!」みたいな話じゃなくて、泥くさいところを知りたいんですよね。

自分は来週、関係人口CRMの関連資料をもう少し調べてみるつもり。地方移住とか副業の文脈でも面白い話が出てきそうな気がしてる。

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