最近、使っているツールが「気づいたらアップデートされていた」という経験はないだろうか。
freeeもマネーフォワードも、ある日突然UIが変わっていたり、新機能が増えていたりする。
AI関連のツールも、まったく同じことが起きている。
Vercelというサービスが提供しているAI開発向けのSDK(ソフトウェア開発キット)が、また静かにバージョンアップされた。
今回はVue向けのコンポーネントに細かい修正が入ったというもので、派手な発表もない。
でも、こういう「地味なアップデート」が積み重なることで、AIを使ったツールはどんどん安定していく。
正直、士業の仕事がAIに取って代わられるという話は、そこまでリアルには感じていない。
申告書の作成や記帳代行が自動化される流れは確かにある。
でも、顧問先の社長と話して「この判断はどうすべきか」を一緒に考える仕事は、AIには難しい。
私が最近気になっているのは、むしろ「顧問先がAIをどう使うか」という部分だ。
中小企業の経営者が、適切なツールを選べていないケースをよく見かける。
そこに士業として関われる余地があるんじゃないかと思っている。
たとえば、顧問先の小売業のクライアントが「チャットボットを入れたい」と言ってきたとする。
ツールの選択肢は無数にあるし、どれが信頼できるかは素人には判断しにくい。
継続的にメンテナンスされているかどうか、開発元がきちんと更新を続けているかどうか。
そういうことを確認できる立場にある人間が、そばにいるかどうかで全然違う。
Vercelのようなプラットフォームが地道にパッチを当て続けているのは、信頼性という観点で見ると良いサインだ。
「ちゃんとメンテナンスされているツールを選ぶ」というアドバイスは、財務の話と同じくらい重要だと感じている。
もちろん、私自身がエンジニアなわけではない。
でも、「このツールは開発が止まっていないか」「導入後にサポートはあるか」くらいは確認できる。
そのひと手間が、顧問先にとっての失敗を防ぐことにつながる。
数字を見るだけでなく、経営の意思決定に近い場所にいることが求められてきた。
AIツールの選定や活用方針もその延長線上にあると思っている。
「AIの専門家」である必要はないが、「信頼できる相談相手」としての役割は広げられる。
freeeやマネーフォワードを使いこなしているなら、AI関連ツールの評価基準を少し学ぶことは難しくない。
アップデート履歴を見る習慣、開発元の信頼性を調べる癖、それだけで顧問先への提案の幅が広がる。
顧問先の事業に「どのAIを入れるか」を一緒に考えられる税理士は、まだ多くない。
そこに入り込むチャンスは、今がいちばんあると思っている。
まず一歩として、自分の顧問先のなかで「業務効率化に悩んでいる」と言っていたクライアントに、次の面談でAIツールの話を出してみるのはどうだろう。
freeeもマネーフォワードも、ある日突然UIが変わっていたり、新機能が増えていたりする。
AI関連のツールも、まったく同じことが起きている。
Vercelというサービスが提供しているAI開発向けのSDK(ソフトウェア開発キット)が、また静かにバージョンアップされた。
今回はVue向けのコンポーネントに細かい修正が入ったというもので、派手な発表もない。
でも、こういう「地味なアップデート」が積み重なることで、AIを使ったツールはどんどん安定していく。
「AIに仕事が奪われる」よりも気になること
正直、士業の仕事がAIに取って代わられるという話は、そこまでリアルには感じていない。
申告書の作成や記帳代行が自動化される流れは確かにある。
でも、顧問先の社長と話して「この判断はどうすべきか」を一緒に考える仕事は、AIには難しい。
私が最近気になっているのは、むしろ「顧問先がAIをどう使うか」という部分だ。
中小企業の経営者が、適切なツールを選べていないケースをよく見かける。
そこに士業として関われる余地があるんじゃないかと思っている。
「どのAIツールを選ぶか」は意外と難しい問題
たとえば、顧問先の小売業のクライアントが「チャットボットを入れたい」と言ってきたとする。
ツールの選択肢は無数にあるし、どれが信頼できるかは素人には判断しにくい。
継続的にメンテナンスされているかどうか、開発元がきちんと更新を続けているかどうか。
そういうことを確認できる立場にある人間が、そばにいるかどうかで全然違う。
Vercelのようなプラットフォームが地道にパッチを当て続けているのは、信頼性という観点で見ると良いサインだ。
「ちゃんとメンテナンスされているツールを選ぶ」というアドバイスは、財務の話と同じくらい重要だと感じている。
もちろん、私自身がエンジニアなわけではない。
でも、「このツールは開発が止まっていないか」「導入後にサポートはあるか」くらいは確認できる。
そのひと手間が、顧問先にとっての失敗を防ぐことにつながる。
税理士としての関わり方が変わってきている
数字を見るだけでなく、経営の意思決定に近い場所にいることが求められてきた。
AIツールの選定や活用方針もその延長線上にあると思っている。
「AIの専門家」である必要はないが、「信頼できる相談相手」としての役割は広げられる。
freeeやマネーフォワードを使いこなしているなら、AI関連ツールの評価基準を少し学ぶことは難しくない。
アップデート履歴を見る習慣、開発元の信頼性を調べる癖、それだけで顧問先への提案の幅が広がる。
顧問先の事業に「どのAIを入れるか」を一緒に考えられる税理士は、まだ多くない。
そこに入り込むチャンスは、今がいちばんあると思っている。
まず一歩として、自分の顧問先のなかで「業務効率化に悩んでいる」と言っていたクライアントに、次の面談でAIツールの話を出してみるのはどうだろう。