最近、花王やパナソニック コネクト、三井不動産という大企業がマーケティングにAIをどう使っているか、という記事を読んだ。
正直、最初は「また大企業の話か」と思った。うちみたいな金属部品の小さな製造業には関係ない話だろう、と。
でも読み進めていくうちに、ちょっと引っかかるところがあった。
パナソニック コネクトの話で、顧客コメントを全件同じ基準で分類する作業が、人力だと200時間かかっていたのにAIなら数分で終わった、という話が出てきた。
しかも分類のブレもなくなったという。
これを読んで、うちの会社のことが頭に浮かんだ。
取引先から来る問い合わせ対応や、見積もりのやりとり。毎回同じような確認を繰り返して、それなりに時間を取られている。
社員が20人しかいないうちでは、その時間がなかなか馬鹿にならない。
三井不動産の話にも似たようなことが書いてあって、ChatGPT Enterpriseを全社員に入れてから3か月で約500のカスタムGPTが社内で動き出したとある。
「全社員」といっても不動産会社と町工場では規模が全然違う。ただ、「現場の人間が自分たちの仕事に合わせて道具を作れるようになった」という考え方は、規模に関係ない話だと思う。
花王の話で、ちょっと面白いと思ったのが「ツールを入れるだけじゃダメで、使いこなす人を育てる仕組みも一緒にやらないといけない」という話だった。
花王は5階層に分けた教育プログラムを作って、社員の習熟度を見える化しているらしい。
これ、うちの会社に置き換えて考えるとリアルに難しい問題だ。
たとえばAIのツールを入れたとして、誰がどう使うのか。
現場のベテランは「今まで通りでいい」と思うだろうし、若い社員は触ってみたいけど何に使えばいいかわからない。
そのギャップを誰が埋めるのか。結局それは私の仕事になる気がする。
ただ、「最初は怖かった」という感覚は、私も正直ある。
クラウドとかAIとか、データがどこかに飛んでいくようなイメージがあって、どうも踏み切れない部分があった。
でも考えてみれば、ExcelもネットバンキングもLINEも、最初は「なんか怖い」と思っていた。今は普通に使っている。
記事の内容をそのまま参考にするのは無理だ。大企業の話だから。
ただ、「どの業務が繰り返しで、どの業務が判断を要するか」という切り分け方は、うちでも使える考え方だと思う。
繰り返しの部分をAIに任せられれば、人間は判断と関係づくりに集中できる。
取引先との値段交渉とか、後継者に何を引き継ぐかとか、そういう話は機械には任せられない。でもそれ以外の雑務は、少し減らせるかもしれない。
来週、いつも時間を取られている見積もり関連の作業を書き出してみようと思っている。
何が「繰り返し」で何が「判断」なのか、まず自分で整理してみないと話が始まらない気がしている。
正直、最初は「また大企業の話か」と思った。うちみたいな金属部品の小さな製造業には関係ない話だろう、と。
でも読み進めていくうちに、ちょっと引っかかるところがあった。
「200時間が数分」というのが頭に残った
パナソニック コネクトの話で、顧客コメントを全件同じ基準で分類する作業が、人力だと200時間かかっていたのにAIなら数分で終わった、という話が出てきた。
しかも分類のブレもなくなったという。
これを読んで、うちの会社のことが頭に浮かんだ。
取引先から来る問い合わせ対応や、見積もりのやりとり。毎回同じような確認を繰り返して、それなりに時間を取られている。
社員が20人しかいないうちでは、その時間がなかなか馬鹿にならない。
三井不動産の話にも似たようなことが書いてあって、ChatGPT Enterpriseを全社員に入れてから3か月で約500のカスタムGPTが社内で動き出したとある。
「全社員」といっても不動産会社と町工場では規模が全然違う。ただ、「現場の人間が自分たちの仕事に合わせて道具を作れるようになった」という考え方は、規模に関係ない話だと思う。
「使える環境」と「使いこなす力」は別物らしい
花王の話で、ちょっと面白いと思ったのが「ツールを入れるだけじゃダメで、使いこなす人を育てる仕組みも一緒にやらないといけない」という話だった。
花王は5階層に分けた教育プログラムを作って、社員の習熟度を見える化しているらしい。
これ、うちの会社に置き換えて考えるとリアルに難しい問題だ。
たとえばAIのツールを入れたとして、誰がどう使うのか。
現場のベテランは「今まで通りでいい」と思うだろうし、若い社員は触ってみたいけど何に使えばいいかわからない。
そのギャップを誰が埋めるのか。結局それは私の仕事になる気がする。
ただ、「最初は怖かった」という感覚は、私も正直ある。
クラウドとかAIとか、データがどこかに飛んでいくようなイメージがあって、どうも踏み切れない部分があった。
でも考えてみれば、ExcelもネットバンキングもLINEも、最初は「なんか怖い」と思っていた。今は普通に使っている。
うちの会社に当てはめると、まず何が変わるか
記事の内容をそのまま参考にするのは無理だ。大企業の話だから。
ただ、「どの業務が繰り返しで、どの業務が判断を要するか」という切り分け方は、うちでも使える考え方だと思う。
繰り返しの部分をAIに任せられれば、人間は判断と関係づくりに集中できる。
取引先との値段交渉とか、後継者に何を引き継ぐかとか、そういう話は機械には任せられない。でもそれ以外の雑務は、少し減らせるかもしれない。
来週、いつも時間を取られている見積もり関連の作業を書き出してみようと思っている。
何が「繰り返し」で何が「判断」なのか、まず自分で整理してみないと話が始まらない気がしている。