正直に言う。最初にこのニュースを見たとき、「また大企業の話か」と思って読み流しそうになった。
Hakuhodo DY ONEが「MCP導入支援」を始めるというニュースだった。MCPっていうのは、AIと社内のシステムや外部サービスをつなぐ規格のことで、Anthropicというアメリカの会社が2024年11月に発表したものらしい。読んでいて最初は「で、うちには関係ないよな」と思っていた。
その夜、飯を食いながら息子にこの話をしてみた。「博報堂の関連会社がAIと社内システムをつなぐやつを始めるらしいぞ」と。そうしたら息子が「あ、それうちでも関係あると思う」と言ってきた。
息子の説明はこうだった。AIに現場のスケジュール管理システムとか、勤怠データとか、見積ソフトとかを「勝手につなげて動かせる」ようになるのがMCPだと。ただ、つなぎっぱなしだとセキュリティ的に危なくて、どこに何を見せていいかを管理しないといけない。そこが今の会社には難しいという話だった。
Hakuhodo DY ONEのサービスは、接続先のホワイトリスト管理や、操作ログの記録と可視化まで含めて丸ごと支援するという内容だった。要は「AIが社内システムを勝手にいじらないよう見張る仕組みごと作る」ということだ。
うちは土木・建設で45名の会社だ。時間外規制が厳しくなって、現場の工程管理はギリギリの状態が続いている。若い子は入ってこないし、入ってきてもすぐ辞める。現場監督が一人でこなす量が増える一方だ。
そんな中で、AIが勤怠データや現場スケジュールを自動で見て、工程の無駄を教えてくれるようになるなら、話は違ってくる。現場監督の負担が少しでも減るなら、考える価値はある。
息子が言っていたのは、今はAIにバラバラにデータを渡して使っているが、MCPでつながれば「まとめて動いてくれる」ようになるということだった。ただ、うちみたいな規模の会社が今すぐ博報堂の関連会社に頼める規模感ではないとも思う。
でも一つ気づいたことがある。こういう仕組みが大企業向けに整備され始めると、しばらくして中小向けのクラウドサービスに降りてくる。そのとき「どんな仕組みなのか」を知っているかどうかで、判断のスピードが全然違う。
「うちには関係ない」と思って情報を遮断していると、気づいたときには出遅れているということが、この数年で何度もあった。建設DXの補助金の話もそうだった。知っていた会社は動けたし、知らなかった会社は乗り遅れた。
今度また息子と話して、今うちで使っているシステムが将来こういう仕組みとつながれるのかどうか、整理してみようと思っている。
Hakuhodo DY ONEが「MCP導入支援」を始めるというニュースだった。MCPっていうのは、AIと社内のシステムや外部サービスをつなぐ規格のことで、Anthropicというアメリカの会社が2024年11月に発表したものらしい。読んでいて最初は「で、うちには関係ないよな」と思っていた。
息子に話したら、思わぬ返事が来た
その夜、飯を食いながら息子にこの話をしてみた。「博報堂の関連会社がAIと社内システムをつなぐやつを始めるらしいぞ」と。そうしたら息子が「あ、それうちでも関係あると思う」と言ってきた。
息子の説明はこうだった。AIに現場のスケジュール管理システムとか、勤怠データとか、見積ソフトとかを「勝手につなげて動かせる」ようになるのがMCPだと。ただ、つなぎっぱなしだとセキュリティ的に危なくて、どこに何を見せていいかを管理しないといけない。そこが今の会社には難しいという話だった。
Hakuhodo DY ONEのサービスは、接続先のホワイトリスト管理や、操作ログの記録と可視化まで含めて丸ごと支援するという内容だった。要は「AIが社内システムを勝手にいじらないよう見張る仕組みごと作る」ということだ。
2024年問題で余裕がなくなっているところに、この話が来た
うちは土木・建設で45名の会社だ。時間外規制が厳しくなって、現場の工程管理はギリギリの状態が続いている。若い子は入ってこないし、入ってきてもすぐ辞める。現場監督が一人でこなす量が増える一方だ。
そんな中で、AIが勤怠データや現場スケジュールを自動で見て、工程の無駄を教えてくれるようになるなら、話は違ってくる。現場監督の負担が少しでも減るなら、考える価値はある。
息子が言っていたのは、今はAIにバラバラにデータを渡して使っているが、MCPでつながれば「まとめて動いてくれる」ようになるということだった。ただ、うちみたいな規模の会社が今すぐ博報堂の関連会社に頼める規模感ではないとも思う。
でも一つ気づいたことがある。こういう仕組みが大企業向けに整備され始めると、しばらくして中小向けのクラウドサービスに降りてくる。そのとき「どんな仕組みなのか」を知っているかどうかで、判断のスピードが全然違う。
「うちには関係ない」と思って情報を遮断していると、気づいたときには出遅れているということが、この数年で何度もあった。建設DXの補助金の話もそうだった。知っていた会社は動けたし、知らなかった会社は乗り遅れた。
今度また息子と話して、今うちで使っているシステムが将来こういう仕組みとつながれるのかどうか、整理してみようと思っている。