インスタ集客、AIに拾われてる?飲食店のSEO話

中村 恵
中村 恵 40代・ 飲食業・経営者
先週、ちょっと気になる記事を読んだ。「AI時代にSEOはもう不要なのでは?」という問いに対して、答えは真逆だというもの。AIが普及しているからこそ、SEOの重要性は上がっているという話だった。

正直、最初は「SEOって検索エンジンの話でしょ?うちには関係ないかな」と思って読み始めた。でも読み進めるうちに、居酒屋を3店舗やっている自分にも、これは無関係じゃないと気づいた。

ChatGPTやGoogleのAIに「うちのお店」は届いているのか



記事の中で、検索のタッチポイントが3つに整理されていた。GoogleやYahoo!などの従来の検索エンジン、ChatGPTやGeminiなどの生成AI、そしてGoogleの「AI Overviews」や「AIモード」。このうち生成AIに自分のサイトや情報が拾われるためには、まずGoogleにきちんとインデックスされていなければならない、という話が刺さった。

つまり、AIに答えてもらうための情報源の一つがGoogle検索の結果なのだ。Googleに正しく評価されていなければ、AIの回答ソースにすら選ばれない。これは知らなかった。

うちはインスタで集客しているし、食べログやGoogleマップの口コミもそれなりに気にしている。でも「AIが情報を引っ張ってくる元になるGoogleの評価」まで意識したことはなかった。誰かに「○○駅近くで宴会できる居酒屋」ってAIに聞かれたとき、うちが出てくるのかどうか。考えたこともなかった話だ。

「お客さんの気持ちの流れ」に沿う、という発想



記事でもう一つ面白かったのが、「検索ジャーニー」という考え方。ユーザーがどんな背景で検索して、最終的にどこにたどり着きたいのかを意識してコンテンツを作る、という話だった。

たとえば「フルリフォーム 費用」を調べる人は、同時に「建て替え フルリフォーム どっち」も調べているかもしれない。だから両方の情報を載せているコンテンツのほうが今は検索順位が上がりやすい、という実例が出ていた。検索結果の比較データとして、リフォームと建て替えの両方の内容を含んだコンテンツが上位に増えていることも示されていた。

これ、飲食店に置き換えるとすごく腑に落ちる。「居酒屋 宴会 ○○駅」で検索する人は、同時に「個室 宴会 コース料理」とか「幹事 おすすめ 失敗しない」みたいなことも気にしているはずだ。そのあたりまで答えているお店の情報が、AIにも人にも「ちゃんと使える情報」として評価される、ということだと思う。

採用のことも同じで、「居酒屋 アルバイト ○○」で検索してくる子は、「シフト 融通 きく」とか「まかない あり」みたいなことも一緒に知りたいはずだ。求人ページにそういう情報を全部書いているかどうかで、AIが情報を拾うかどうかも変わってくるんじゃないかと感じた。

スタッフ頼みにしてきたこういう話、一度ちゃんと自分でも確認してみようと思っている。まずはGoogleマップのプロフィールと、自分のお店のGoogleでの表示内容を見直すところから始めるつもりだ。AIに聞かれたとき、うちのお店がちゃんと答えられる状態になっているか、気になってきた。

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