先週、Web担当者Forumの記事を読んだ。GA4のレポート作成をGeminiで効率化するという内容で、本来は会社のマーケ担当向けの話だ。ただ読んでいて、「これ、物件管理にも使えるんじゃないか」と思った。
本業は営業職。区分マンションを5室持っているが、管理に使える時間は正直ほとんどない。朝7時に家を出て、帰宅は20時を過ぎることも多い。妻には「また不動産の本読んでるの」と呆れられるが、10室まで増やして早期退職するつもりなので、勉強は続けている。問題は、時間が足りないことだ。
記事の核心は「GA4のデータをCSV出力して、GeminiにアップロードしてAIに分析させる」という話だった。エンジニアリングの知識ゼロでもできる、プログラミング不要、という点が強調されていた。それを読んで、頭の中で置き換えが始まった。GA4のデータを「賃料・空室・修繕履歴のデータ」に変えたら、同じことができるんじゃないか、と。
今、自分が管理で時間を取られているのはこのあたりだ。
このうち、AIで一番楽になりそうなのは収支の集計と確定申告の下準備だ。今は管理会社から毎月届く明細をExcelに手打ちしている。5室で月5〜6枚の明細が来る。金額は小さくても手間は馬鹿にならない。年間で確定申告をまとめるとき、毎年2月にひいひい言いながら作業している。
記事では、Geminiの有料版 (Google One AIプレミアムプランなど) は大容量のCSVや数十ページのPDFを読み込めると書かれていた。管理会社の明細をPDFで保存して、それをまとめてGeminiに投げれば、集計や分類を自動でやってもらえる可能性がある。ChatGPTは最近使い始めたが、Geminiはほぼ触っていなかった。試してみる価値はありそうだ。
記事で一番刺さったのはセキュリティの話だった。個人のGoogleアカウントの無料版でGeminiを使うと、入力したデータがAIの学習に使われるリスクがある、と明記されていた。GA4のデータ (サイトのアクセスデータ) ですらそのリスクがある、ということは、入居者情報や家賃収入の数字を入力したらアウトだ。
企業のGoogle Workspaceアカウント (有料ライセンス) であれば、入力データは標準で保護される、と記事にある。個人の副業でWorkspaceを契約している人は少ないと思うが、それなら有料版のGemini Advancedを使う場合でも設定を確認してから使うべきだ。氏名・住所・家賃額が入った明細をそのまま放り込むのは確かにまずい。
対策としては、個人情報を除いたダミーデータで試す、数字だけ抜き出してから投げる、などが現実的だろう。たとえば「A室: 85,000円、B室: 72,000円」という形に加工してから入力すれば、収支の集計や分析は十分できる。入居者名や住所は含めない。このひと手間で使えるかどうかが変わる。
記事が対象としているのはGA4を使うウェブ担当者だが、「プロンプトの書き方で分析精度が上がる」という考え方は不動産管理でもまったく同じだ。「この数字を集計してください」と投げるより、「5室の区分マンションオーナーとして、年間収支の傾向と来年の修繕リスクを指摘してください」という文脈を加えた方が、AIが返してくる内容の精度は上がるはずだ。これは記事に書かれていた「AIに何のための分析かを理解させる」というポイントと同じ話だ。
とりあえず今月末の明細が届いたら、個人情報を除いた状態でGeminiに投げてみる。確定申告の下準備に使えると判断したら、来年は税理士への相談時間も短縮できるかもしれない。10室まで増やしたら今の手作業では絶対に回らないので、今のうちに動かし方を試しておきたい。
本業は営業職。区分マンションを5室持っているが、管理に使える時間は正直ほとんどない。朝7時に家を出て、帰宅は20時を過ぎることも多い。妻には「また不動産の本読んでるの」と呆れられるが、10室まで増やして早期退職するつもりなので、勉強は続けている。問題は、時間が足りないことだ。
記事の核心は「GA4のデータをCSV出力して、GeminiにアップロードしてAIに分析させる」という話だった。エンジニアリングの知識ゼロでもできる、プログラミング不要、という点が強調されていた。それを読んで、頭の中で置き換えが始まった。GA4のデータを「賃料・空室・修繕履歴のデータ」に変えたら、同じことができるんじゃないか、と。
物件管理のどこにAIを使えるか考えた
今、自分が管理で時間を取られているのはこのあたりだ。
- 入居者からのメール返信 (クレーム対応・更新意思確認)
- 毎月の家賃収支の集計と確定申告用メモ
- 空室が出たときの相場確認と管理会社へのフィードバック
- 修繕費見積もりの比較と判断
このうち、AIで一番楽になりそうなのは収支の集計と確定申告の下準備だ。今は管理会社から毎月届く明細をExcelに手打ちしている。5室で月5〜6枚の明細が来る。金額は小さくても手間は馬鹿にならない。年間で確定申告をまとめるとき、毎年2月にひいひい言いながら作業している。
記事では、Geminiの有料版 (Google One AIプレミアムプランなど) は大容量のCSVや数十ページのPDFを読み込めると書かれていた。管理会社の明細をPDFで保存して、それをまとめてGeminiに投げれば、集計や分類を自動でやってもらえる可能性がある。ChatGPTは最近使い始めたが、Geminiはほぼ触っていなかった。試してみる価値はありそうだ。
セキュリティの話は見落とせない
記事で一番刺さったのはセキュリティの話だった。個人のGoogleアカウントの無料版でGeminiを使うと、入力したデータがAIの学習に使われるリスクがある、と明記されていた。GA4のデータ (サイトのアクセスデータ) ですらそのリスクがある、ということは、入居者情報や家賃収入の数字を入力したらアウトだ。
企業のGoogle Workspaceアカウント (有料ライセンス) であれば、入力データは標準で保護される、と記事にある。個人の副業でWorkspaceを契約している人は少ないと思うが、それなら有料版のGemini Advancedを使う場合でも設定を確認してから使うべきだ。氏名・住所・家賃額が入った明細をそのまま放り込むのは確かにまずい。
対策としては、個人情報を除いたダミーデータで試す、数字だけ抜き出してから投げる、などが現実的だろう。たとえば「A室: 85,000円、B室: 72,000円」という形に加工してから入力すれば、収支の集計や分析は十分できる。入居者名や住所は含めない。このひと手間で使えるかどうかが変わる。
記事が対象としているのはGA4を使うウェブ担当者だが、「プロンプトの書き方で分析精度が上がる」という考え方は不動産管理でもまったく同じだ。「この数字を集計してください」と投げるより、「5室の区分マンションオーナーとして、年間収支の傾向と来年の修繕リスクを指摘してください」という文脈を加えた方が、AIが返してくる内容の精度は上がるはずだ。これは記事に書かれていた「AIに何のための分析かを理解させる」というポイントと同じ話だ。
とりあえず今月末の明細が届いたら、個人情報を除いた状態でGeminiに投げてみる。確定申告の下準備に使えると判断したら、来年は税理士への相談時間も短縮できるかもしれない。10室まで増やしたら今の手作業では絶対に回らないので、今のうちに動かし方を試しておきたい。