本業の合間にスマホでニュースを流し読みしていたら、企業のドメイン名管理に関する調査記事が目に入った。正直、最初は「自分には関係ない話だな」と思って指をスクロールしかけた。でもちょっと待てよ、と引っかかりを感じたのは、こんな数字を見たからだ。
新規ドメイン名の登録ルールが「なし・形骸化」の企業が約6割。廃止ルールも「なく都度判断」が6割超。管理の悩みとして「属人化していて引き継ぎが不安」と答えた人が41.3%。
読み進めながら、これって物件管理とまったく同じ構造じゃないかと思った。
自分は区分マンションを5室持っている。横浜・川崎・埼玉南部に散らばっていて、管理会社も2社に分かれている。契約書、修繕履歴、入居者の更新日、設備のメーカー保証期限、火災保険の更新日。こういう情報が今どこにあるかというと、Googleスプレッドシートに一部、紙ファイルに一部、スマホのメモアプリに一部、という散らばりっぷりだ。
ドメイン記事で「管理画面が複数に分かれていてログインが面倒」という回答が22%あった。これも笑えない。自分の場合、管理会社のポータル、リフォーム業者のLINE、確定申告ソフト、銀行のローン画面。全部バラバラで、何かあるたびに「あれどこだったっけ」と5分無駄にする。
本業では営業として顧客管理をSalesforceで一元化しているのに、自分の資産管理がその辺の中小企業以下の状態になっていた。これは恥ずかしい話だ。
記事の中でキヤノンマーケティングジャパンの西田氏がこう言っていた。ブランドリスクはドメイン名の管理に直結する、企業の大きさにかかわらず自社ブランドを守る活動の一つとして捉えるべきだ、と。
言い換えると、「その都度考える」という運用は、一見柔軟に見えて実際は判断コストが毎回かかる。これが副業家賃収入の世界でも同じで、たとえば原状回復費用をどこまで借主負担にするか。毎回感覚で交渉するから、管理会社との意見も揃わないし、自分の中でもブレる。去年、川崎の1室で退去精算が2か月かかって、家賃収入が1か月分まるっと飛んだのはそのせいだ。
「ルールがないと都度コストがかかる」という構造は、企業のドメイン管理も副業不動産も変わらない。ルールを作る初期コストを惜しんで、毎回の判断コストを払い続けているのが現状だ。
自分が今年やろうとしていることの一つが、物件ごとの「管理ルールブック」をChatGPTと一緒に作ることだ。退去時の原状回復の基準、修繕の金額しきい値、入居審査で重視する項目。ざっと話しながら整理して、Notionに落とし込む。それを管理会社にも共有すれば、連絡のたびに1から説明する手間もなくなる。
ドメイン記事を読んで、ルール化の話が自分ごとに見えてきた理由はもう一つある。目標が「10室で早期退職」だからだ。今の5室を自分が全部管理しながら回しているうちはまだいい。でも10室になったとき、今の「都度判断・属人化・情報バラバラ」のままでは確実に破綻する。
2月末から3月頭の本業の繁忙期と確定申告の時期がぴったり重なる。去年は深夜に領収書を集めながら、修繕費の記録が3か月分飛んでいることに気づいてパニックになった。管理会社からの明細PDF、クレジット明細、Amazonで買った消耗品の履歴。全部別のところにある。
ドメイン管理の棚卸しを「年に1回やっている」企業が40.4%という数字を見て、自分も年に1回ちゃんと棚卸しをしようと思った。物件ごとの収支、設備の残存年数、入居者の更新タイミング、保険の満期日。これを1月に整理する習慣をつければ、3月の申告作業がだいぶ変わるはずだ。
妻には「副業が本当に本業より忙しくなってる」とよく言われる。実際、本業の営業成績を管理する時間より、物件管理でバタバタしている時間のほうが精神的コストは高い。それはルールと仕組みがないからだ、というのが今回の気づきだった。
ドメイン管理の話が、まさか自分の不動産管理の棚卸しを本気で考えるきっかけになるとは思わなかった。来週末、まずNotionのテンプレートを作り始める。
新規ドメイン名の登録ルールが「なし・形骸化」の企業が約6割。廃止ルールも「なく都度判断」が6割超。管理の悩みとして「属人化していて引き継ぎが不安」と答えた人が41.3%。
読み進めながら、これって物件管理とまったく同じ構造じゃないかと思った。
「管理の属人化」は副業大家にもある
自分は区分マンションを5室持っている。横浜・川崎・埼玉南部に散らばっていて、管理会社も2社に分かれている。契約書、修繕履歴、入居者の更新日、設備のメーカー保証期限、火災保険の更新日。こういう情報が今どこにあるかというと、Googleスプレッドシートに一部、紙ファイルに一部、スマホのメモアプリに一部、という散らばりっぷりだ。
ドメイン記事で「管理画面が複数に分かれていてログインが面倒」という回答が22%あった。これも笑えない。自分の場合、管理会社のポータル、リフォーム業者のLINE、確定申告ソフト、銀行のローン画面。全部バラバラで、何かあるたびに「あれどこだったっけ」と5分無駄にする。
本業では営業として顧客管理をSalesforceで一元化しているのに、自分の資産管理がその辺の中小企業以下の状態になっていた。これは恥ずかしい話だ。
「都度判断」が一番コストが高い
記事の中でキヤノンマーケティングジャパンの西田氏がこう言っていた。ブランドリスクはドメイン名の管理に直結する、企業の大きさにかかわらず自社ブランドを守る活動の一つとして捉えるべきだ、と。
言い換えると、「その都度考える」という運用は、一見柔軟に見えて実際は判断コストが毎回かかる。これが副業家賃収入の世界でも同じで、たとえば原状回復費用をどこまで借主負担にするか。毎回感覚で交渉するから、管理会社との意見も揃わないし、自分の中でもブレる。去年、川崎の1室で退去精算が2か月かかって、家賃収入が1か月分まるっと飛んだのはそのせいだ。
「ルールがないと都度コストがかかる」という構造は、企業のドメイン管理も副業不動産も変わらない。ルールを作る初期コストを惜しんで、毎回の判断コストを払い続けているのが現状だ。
自分が今年やろうとしていることの一つが、物件ごとの「管理ルールブック」をChatGPTと一緒に作ることだ。退去時の原状回復の基準、修繕の金額しきい値、入居審査で重視する項目。ざっと話しながら整理して、Notionに落とし込む。それを管理会社にも共有すれば、連絡のたびに1から説明する手間もなくなる。
ドメイン記事を読んで、ルール化の話が自分ごとに見えてきた理由はもう一つある。目標が「10室で早期退職」だからだ。今の5室を自分が全部管理しながら回しているうちはまだいい。でも10室になったとき、今の「都度判断・属人化・情報バラバラ」のままでは確実に破綻する。
確定申告の季節に毎年後悔する
2月末から3月頭の本業の繁忙期と確定申告の時期がぴったり重なる。去年は深夜に領収書を集めながら、修繕費の記録が3か月分飛んでいることに気づいてパニックになった。管理会社からの明細PDF、クレジット明細、Amazonで買った消耗品の履歴。全部別のところにある。
ドメイン管理の棚卸しを「年に1回やっている」企業が40.4%という数字を見て、自分も年に1回ちゃんと棚卸しをしようと思った。物件ごとの収支、設備の残存年数、入居者の更新タイミング、保険の満期日。これを1月に整理する習慣をつければ、3月の申告作業がだいぶ変わるはずだ。
妻には「副業が本当に本業より忙しくなってる」とよく言われる。実際、本業の営業成績を管理する時間より、物件管理でバタバタしている時間のほうが精神的コストは高い。それはルールと仕組みがないからだ、というのが今回の気づきだった。
ドメイン管理の話が、まさか自分の不動産管理の棚卸しを本気で考えるきっかけになるとは思わなかった。来週末、まずNotionのテンプレートを作り始める。