先日、ちょっと気になる記事を読んだ。テレビプロデューサーの佐久間宣行さんのホームページ制作の話で、グッドパッチというデザイン会社がノーコードツール「Studio」と生成AIを組み合わせて作ったらしい。公開直後からHP経由の問い合わせが相次いで、テレビ東京側の対応負荷まで減ったという。
すごいなー、とは思った。でも正直、最初は「大手の話か」と流しかけた。うちは居酒屋3店舗、スタッフ25人のうちアルバイトが20人という世界で生きている。デザイン会社とかUI/UXとか、そういう言葉は自分のテリトリーじゃない気がして。
記事の中に、「AIが出してくるのは良くも悪くも平均値」という言葉が出てくる。担当デザイナーの栃尾さんという方が言った話だ。コンセプトや核になる部分はあえて人の手で考え抜いた、と。整った正解じゃなくて「外れ値」を目指したから、という理由で。
これ、なんかわかる気がした。うちのインスタを思い浮かべたとき、ちょうど同じことに悩んでいたから。
今、3店舗のインスタを全部自分でやっている。週3〜4回投稿を目標にしているけど、実際は週1がやっとの週もある。仕込みが終わった夜中に、くたくたの状態でスマホをいじって、なんかいい感じの写真ないかなーってカメラロールを漁る。その繰り返し。子どもが「お母さんまたスマホ見てる」って言うのが最近のあるあるになってしまった。
先月、思い切ってChatGPTにキャプションを書いてもらった。「居酒屋のおすすめ日本酒の投稿文を書いて」って入力したら、それなりに整った文章が出てきた。でも何度読み返しても、なんか違う。うちの店の雰囲気じゃない。スタッフのあの子が接客するときの、あの温かい感じが全然出ていない。
「平均値」という言葉を読んで、あのモヤモヤの正体がわかった気がした。
記事では、AIの使い方として4つのパターンが紹介されていた。その中に「その人の文章を学習させて専用生成AIを作る」というやり方があった。佐久間さんのインタビュー記事などを読み込ませて、佐久間さんらしい文章を出しやすくした、という話。
これ、うちの店でもできるんじゃないか。
うちには過去3年分のインスタ投稿がある。反応がよかった投稿、常連さんから「あの文章好き」って言ってもらえた投稿、全部スマホに残っている。それを読み込ませたら、少しはうちらしさが出るかもしれない。
あと、もう一つ気になったのが「発注者側がAIで作った絵を持ってくる」という話だ。発注者がAIでとりあえず作ってみたものを持ち込んで、プロと一緒に「何が違うか」を言語化していく、という流れらしい。これって、うちのメニュー写真の加工とか、季節のフライヤー作りにも似た発想でいけそうだ。AIでとりあえず下案を出して、そこから「なんか違う、もっとこんな感じ」ってブラッシュアップしていく。
実は先月、常連のお客さんで広告系の仕事をしているSさんに「インスタどうしてるの」って聞かれた。「全部自分でやってる」と答えたら、「それはしんどいね、AIで文章のたたき台は作れるよ」と言われた。そのときは「うーん、なんか違うんだよね」で終わらせてしまっていた。
でも今回の記事を読んで、違和感の理由がわかった。AIをそのまま使おうとしていたのが間違いで、自分の「うちらしさ」をちゃんと食わせてあげることをしていなかったんだ。
この3ステップなら、くたくたの夜中でもなんとかなりそうな気がしてきた。
採用の話もそうで、求人票の文章を毎回ゼロから書くのが本当につらい。「居酒屋バイト募集」で検索するとどこも似たような文章ばかりで、うちの個性が出せていない。バイトの子が「ここの求人文、なんか読んでて楽しかった」と言って来てくれたら最高だと思っているのに、現実は時給と勤務地の情報しか書けていない。
インスタの投稿文だけじゃなく、求人票にも同じやり方を試してみようと思う。うちの古参スタッフのミキちゃんが書いてくれた「ここで働いてよかった」っていう感想を読み込ませて、そのトーンで書いてもらうんだ。
平均値を出発点にして、そこから「うちらしさ」を乗せていく。そういう使い方なら、自分にもできそうな手応えがある。まず今週末、インスタの過去投稿をまとめるところから始めてみる。
すごいなー、とは思った。でも正直、最初は「大手の話か」と流しかけた。うちは居酒屋3店舗、スタッフ25人のうちアルバイトが20人という世界で生きている。デザイン会社とかUI/UXとか、そういう言葉は自分のテリトリーじゃない気がして。
でも読み進めると、刺さる部分があった
記事の中に、「AIが出してくるのは良くも悪くも平均値」という言葉が出てくる。担当デザイナーの栃尾さんという方が言った話だ。コンセプトや核になる部分はあえて人の手で考え抜いた、と。整った正解じゃなくて「外れ値」を目指したから、という理由で。
これ、なんかわかる気がした。うちのインスタを思い浮かべたとき、ちょうど同じことに悩んでいたから。
今、3店舗のインスタを全部自分でやっている。週3〜4回投稿を目標にしているけど、実際は週1がやっとの週もある。仕込みが終わった夜中に、くたくたの状態でスマホをいじって、なんかいい感じの写真ないかなーってカメラロールを漁る。その繰り返し。子どもが「お母さんまたスマホ見てる」って言うのが最近のあるあるになってしまった。
先月、思い切ってChatGPTにキャプションを書いてもらった。「居酒屋のおすすめ日本酒の投稿文を書いて」って入力したら、それなりに整った文章が出てきた。でも何度読み返しても、なんか違う。うちの店の雰囲気じゃない。スタッフのあの子が接客するときの、あの温かい感じが全然出ていない。
「平均値」という言葉を読んで、あのモヤモヤの正体がわかった気がした。
じゃあ、どう使えばいいんだろう
記事では、AIの使い方として4つのパターンが紹介されていた。その中に「その人の文章を学習させて専用生成AIを作る」というやり方があった。佐久間さんのインタビュー記事などを読み込ませて、佐久間さんらしい文章を出しやすくした、という話。
これ、うちの店でもできるんじゃないか。
うちには過去3年分のインスタ投稿がある。反応がよかった投稿、常連さんから「あの文章好き」って言ってもらえた投稿、全部スマホに残っている。それを読み込ませたら、少しはうちらしさが出るかもしれない。
あと、もう一つ気になったのが「発注者側がAIで作った絵を持ってくる」という話だ。発注者がAIでとりあえず作ってみたものを持ち込んで、プロと一緒に「何が違うか」を言語化していく、という流れらしい。これって、うちのメニュー写真の加工とか、季節のフライヤー作りにも似た発想でいけそうだ。AIでとりあえず下案を出して、そこから「なんか違う、もっとこんな感じ」ってブラッシュアップしていく。
実は先月、常連のお客さんで広告系の仕事をしているSさんに「インスタどうしてるの」って聞かれた。「全部自分でやってる」と答えたら、「それはしんどいね、AIで文章のたたき台は作れるよ」と言われた。そのときは「うーん、なんか違うんだよね」で終わらせてしまっていた。
でも今回の記事を読んで、違和感の理由がわかった。AIをそのまま使おうとしていたのが間違いで、自分の「うちらしさ」をちゃんと食わせてあげることをしていなかったんだ。
- 過去の好評投稿を10〜15件まとめてAIに読み込ませる
- 「うちの店の雰囲気で書いて」と指示する
- 出てきた文章を自分で直す前提で使う
この3ステップなら、くたくたの夜中でもなんとかなりそうな気がしてきた。
採用の話もそうで、求人票の文章を毎回ゼロから書くのが本当につらい。「居酒屋バイト募集」で検索するとどこも似たような文章ばかりで、うちの個性が出せていない。バイトの子が「ここの求人文、なんか読んでて楽しかった」と言って来てくれたら最高だと思っているのに、現実は時給と勤務地の情報しか書けていない。
インスタの投稿文だけじゃなく、求人票にも同じやり方を試してみようと思う。うちの古参スタッフのミキちゃんが書いてくれた「ここで働いてよかった」っていう感想を読み込ませて、そのトーンで書いてもらうんだ。
平均値を出発点にして、そこから「うちらしさ」を乗せていく。そういう使い方なら、自分にもできそうな手応えがある。まず今週末、インスタの過去投稿をまとめるところから始めてみる。