先週、経理業務での生成AI活用に関する記事を読んだ。自分の仕事と直接関係ない話のはずなのに、読み終わって妙に焦りを感じた。
株式会社ZOZOが請求書処理のクラウドを導入して、月次決算を7営業日から3.5日に短縮したという話が出てきた。半分以下だ。しかも「処理日数」という、測定しやすい指標でちゃんと効果が出ている。自分がいつも広告レポートで見ているCPAやCVRの改善率と同じ感覚で、数字が並んでいる。これを読んで思ったのは「経理の人たちがこのレベルで測定・改善を回しているなら、マーケ側の自分ももっとやれることがあるはず」ということだった。
正直に言うと、自分のAI活用はまだ「使ってみた」レベルに近い。ChatGPTで広告コピーの下書きを作ったり、記事のアウトラインを出してもらったりはしている。でもその後、コピーAとコピーBを実際にA/Bテストして、インプレッションやクリック率に差が出たかを追ったことはほとんどない。広告文をAIに書かせて「なんとなく良さそう」で入稿しているケースが、正直かなりある。
ZOZOの事例は「7営業日→3.5日」という数値が明確だ。でも自分の業務を振り返ると、AIを使った前後の比較数値がほぼ存在しない。下書き生成にかかる時間、入稿後のCTR、LPのCVRへの影響。これを計測していないということは、ROASで言えば「費用だけかかって効果不明」の状態だ。それはマーケターとして普通に失格だと思う。
経理のAI活用が「月次決算の日数」という指標で管理できるのなら、広告クリエイティブのAI活用だって「AIコピー vs 手書きコピーのCTR差」で測定できるはずだ。もしくは、AIで作ったランディングページのアウトラインを使ったときのCVRと、使わなかったときのCVR。測ろうと思えば測れる。ただやっていなかっただけだ。
参考記事には、生成AIの活用場面として仕訳の自動提案や決算資料の作成支援なども挙げられていた。どの業務にどの程度AIを差し込むかを整理して、効果を指標で追う。そのフローは経理もマーケも変わらない。自分が日々やっているROAS計算やCPA管理と、本質的に同じ構造だ。
今月から、Meta広告のコピー生成にAIを使った案件については、AIなし案件と並べてCTRとCVRを記録することにした。
3ヶ月もデータが貯まれば、自分のAI活用が本当に効いているかどうか、数字で答えが出る。経理の人たちが7営業日を3.5日にした話を読んで、逆に自分の計測不足に気づくとは思わなかった。こういう読み方をするのが、マーケターの職業病かもしれない。
自分のAI活用の「効果測定」、あなたはちゃんとできているだろうか。
株式会社ZOZOが請求書処理のクラウドを導入して、月次決算を7営業日から3.5日に短縮したという話が出てきた。半分以下だ。しかも「処理日数」という、測定しやすい指標でちゃんと効果が出ている。自分がいつも広告レポートで見ているCPAやCVRの改善率と同じ感覚で、数字が並んでいる。これを読んで思ったのは「経理の人たちがこのレベルで測定・改善を回しているなら、マーケ側の自分ももっとやれることがあるはず」ということだった。
「使ってみた」で止まっていないか
正直に言うと、自分のAI活用はまだ「使ってみた」レベルに近い。ChatGPTで広告コピーの下書きを作ったり、記事のアウトラインを出してもらったりはしている。でもその後、コピーAとコピーBを実際にA/Bテストして、インプレッションやクリック率に差が出たかを追ったことはほとんどない。広告文をAIに書かせて「なんとなく良さそう」で入稿しているケースが、正直かなりある。
ZOZOの事例は「7営業日→3.5日」という数値が明確だ。でも自分の業務を振り返ると、AIを使った前後の比較数値がほぼ存在しない。下書き生成にかかる時間、入稿後のCTR、LPのCVRへの影響。これを計測していないということは、ROASで言えば「費用だけかかって効果不明」の状態だ。それはマーケターとして普通に失格だと思う。
経理が測定できるなら、広告も測定できる
経理のAI活用が「月次決算の日数」という指標で管理できるのなら、広告クリエイティブのAI活用だって「AIコピー vs 手書きコピーのCTR差」で測定できるはずだ。もしくは、AIで作ったランディングページのアウトラインを使ったときのCVRと、使わなかったときのCVR。測ろうと思えば測れる。ただやっていなかっただけだ。
参考記事には、生成AIの活用場面として仕訳の自動提案や決算資料の作成支援なども挙げられていた。どの業務にどの程度AIを差し込むかを整理して、効果を指標で追う。そのフローは経理もマーケも変わらない。自分が日々やっているROAS計算やCPA管理と、本質的に同じ構造だ。
今月から、Meta広告のコピー生成にAIを使った案件については、AIなし案件と並べてCTRとCVRを記録することにした。
- AI生成コピーのCTR(7日間・30日間)
- 同期間の手書きコピーとのインプレッション比較
- LP到達後のCVRに差が出るかどうか
3ヶ月もデータが貯まれば、自分のAI活用が本当に効いているかどうか、数字で答えが出る。経理の人たちが7営業日を3.5日にした話を読んで、逆に自分の計測不足に気づくとは思わなかった。こういう読み方をするのが、マーケターの職業病かもしれない。
自分のAI活用の「効果測定」、あなたはちゃんとできているだろうか。