Claude Coworkで広告業務が変わった話

高橋 沙織
高橋 沙織 20代・ デジタルマーケター
最近、Claude Coworkの「時短プロンプト20選」という記事を読んだ。正直、最初は「またAI活用Tips系か」と思いながら開いた。でも読み進めるうちに、これは自分の広告業務に直結する話だと気づいた。

私が日頃困っているのは、SNS広告のクリエイティブ改善サイクルの遅さだ。Meta広告のABテストをまわしながら、同時にTikTokの入稿用テキストも書いて、さらにレポートまとめて上司に説明して……。ChatGPTで広告文の下書きはしているけど、毎回プロンプトを一から書くのが地味に時間を食う。

「プロンプトの型」を持つかどうかで作業時間が変わる



この記事で紹介されていたのが、Claude Coworkという新機能を使った仕事術だ。複数のタスクを並行して処理できる点が特徴で、特に「繰り返し発生する業務」に強い。広告運用でいうと、週次レポートの文章化、競合比較の整理、クライアントへの提案文のブラッシュアップあたりが当てはまる。

私が特に刺さったのは、プロンプトをテンプレート化して使い回す発想だ。毎回「〇〇な感じで書いて」と曖昧に投げていた自分を反省した。たとえばMeta広告のコピー案を出すとき、「ターゲット年齢層・訴求軸・トーン・文字数制限」を毎回セットで渡す型を作れば、出てくるアウトプットの質がぐっと安定する。これは実際に試してみて実感した話だ。

ROIで考えると「型を作る時間」は先行投資になる



GA4のデータを読んでいると、コンテンツSEOでも同じ構造が見えてくる。記事の量を増やすより、CVRが高いページの型を見つけてそれを横展開するほうが効率がいい。AIへのプロンプトも同じで、当たりの型を一度作れば、あとはパラメータを差し替えるだけでいい。

自分が今やっているのは、TikTok広告のフック文(最初の1〜2秒で視聴者を引き止めるテキスト)の量産だ。Claude Coworkに「Z世代向け・商品カテゴリ・禁止ワード・文字数」を渡すプロンプトを作って、10パターン出して上位3つを入稿する流れを試している。体感では1本あたりの作業時間が以前の半分以下になった。数字が出たらちゃんとレポートにまとめたい。

こういうツールを評価するとき、私は必ず「で、数字はどう変わったか」という軸で見る。ツールがすごいかどうかより、自分の業務のKPIが動いたかどうかが判断基準だ。今の段階では作業効率の改善は明確に感じている。CTRやCPAへの影響はもう少し検証が必要だけど、方向性としては悪くない。

まだClaude Coworkを試していない人は、まず自分が週に3回以上やっている繰り返し作業をリストアップするところから始めてみてほしい。そこにプロンプトの型を仕込む余地が必ずある。

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