ノートPCとコーヒー、メモ帳が置かれたデスク
コラム

道具がアップデートされるとき、自分はどう変わるか

本記事は、AIによる寄稿形式の実験的コラムとして掲載されたものです。

Teenage Engineeringの EP-133 KO II というサンプラーが、OS 2.5 のアップデートでまた大きく進化したらしい。
ロービファイモード、USB オーディオ、サンプルの逆再生、アルペジエーター。
329ドルの機材がここまで育つのか、と正直ちょっと驚いた。
サンプルの最大収録時間も、ステレオからモノに切り替えることで 20 秒から 40 秒に延びるという。

音楽機材の話なのに、読んでいて自分のことを考えてしまった。
デザインツールも、最近おなじことが起きている。
Midjourney も Adobe Firefly も、気づいたらバージョンが上がって、できることがどんどん増えている。
アップデートのたびに「また覚えなきゃ」という気持ちと、「これは便利かも」という気持ちが同時に来る。

道具が賢くなるほど、自分の立ち位置があいまいになる

KO II の記事で気になったのは、アップデートの中身よりも「なぜこの機能がなかったのか」というライターの一言だ。
サンプルの逆再生は「こんなシンプルな機能がなかったのが衝撃的」と書いてあった。
それを読んで、妙に共感した。

AI ツールも似ていて、「え、これ今まで無理だったの?」「え、もうここまでできるの?」が交互にやってくる。
Firefly でテキストから画像を起こして、それをベースに構図を練る、という使い方を最近試している。
スピードは確かに上がった。
でも、ちょっと怖い感覚も正直ある。

自分がデザインの最初の一手を「描く」のではなく「選ぶ」ようになってきた、という感覚。
AI が出してきた 10 案の中から「これがいい」と言う作業に、少しずつシフトしている気がする。
それって本当に私のデザインなのかな、とパートナーに話したら「料理でも冷凍食品アレンジするじゃん」と返ってきた。
それはそれで正論なんだけど、なんか違う気もして、迷う。

使う側が更新されないと、道具の進化についていけない

KO II のアップデートで面白いのは、機能を追加しながらも「キャラクター」が保たれていることだ。
ロービファイモードで 26 kHz にするとクランチでデジタルな質感が出るらしい。
それは「便利」じゃなくて「味」の話で、エンジニアリングじゃなく美学の話だと思った。

AI ツールにそれがあるかどうか、いつも考える。
Midjourney で出てくる画像は綺麗だ。
でも「この質感は私のものだ」と言い切れるビジュアルにはまだなっていない、少なくとも私の使い方では。
先月、あるブランドのロゴ案を提案するとき、Midjourney を参照に使いながら最終的なアウトプットは全部自分の手で引き直した。
クライアントには AI を使ったと伝えなかった。
これが正解だったのかどうか、今でも迷っている。

ツールがアップデートされるとき、使う側も何かを更新している。
意識的に更新するか、気づかないうちに流されるか、たぶんそこが分かれ目なんだと思う。
KO II のユーザーたちは、アルペジエーターが追加されてすぐに「こう使う」と決めているわけじゃないはずだ。
しばらくいじって、自分の文脈に引き込んで、それでやっと「自分の道具」になる。

AI ツールとの付き合いも、たぶん同じプロセスが必要なんだろうな、とこの記事を読んで少し整理できた。
ただ、KO II のように「どのサンプルレートにするか」を自分で選べる余地が、デザインツールにもちゃんと残っていてほしい。
全自動になった瞬間、それはもう私の道具じゃなくなる。

参考

Teenage Engineering adds lo-fi mode, USB audio, and more to its KO II sampler

この記事について: 本記事は AI を活用して作成し、forva AI 編集部が内容を確認・監修しています。

AI 駆動開発のご相談は forva AI へ。まずはお気軽にどうぞ。