「分速80m×10分」を間違えた話と、数字に強くなる必要性

中村 恵
中村 恵 40代・ 飲食業・経営者
先週、Web担当者Forumで「分速80mで10分歩いた距離は?」という記事が話題になっていた。
正解は800m。でも「8km」と答えた人が続出したらしい。

これ、笑えない。私も最初、一瞬「あれ?」ってなったから。

数字の扱い、飲食店の現場でも地味にしんどい



営業先まで「分速80mで10分」って、要は徒歩10分のことだ。
800mという距離感は、体でわかる。でも計算式で出せって言われると途端にあやしくなる。

飲食の現場でも似たようなことがある。
「今週の食材ロス率、先週比で何%改善した?」
「このメニューの原価率ってどのくらい?」
スタッフに聞かれるたびに、感覚ではわかるのに言語化できないことが多い。

POSレジのデータは毎日見てる。でも「この数字が何を意味するか」を瞬時に判断するのは、正直しんどい。

だから今、AIに「翻訳」させている



去年から試しているのが、POSの売上データをAIに読ませて、「素人でもわかる言葉で説明して」と頼む使い方だ。

「今週のランチ帯の売上が前週比で落ちてるけど原因は?」と聞くと、曜日別の傾向や天気との相関を並べてくれる。
私がやると1時間かかる作業が、5分で終わる。

数字の意味がわからなくても、AIが橋渡しをしてくれる感じ。
これが思ったより助かっている。

ただ、注意点がある。AIが出してくる数字や分析を「そのまま信じすぎない」ことだ。
あくまでも「たたき台」として使って、最後の判断は自分でする。そのバランスが大事だと感じている。

Web担の記事で紹介されていたSEOの話でも「データから良い施策が生まれる」と書いてあった。
これ、飲食でも同じだと思う。感覚だけじゃなく、数字を読む力が経営の精度を上げる。

速度算の話は笑い話みたいだけど、「数字に鈍感なままでいいや」とは思えなかった。

自分の店のデータ、今週もう一度ちゃんと眺めてみようと思っている。

無料相談受付中

AI開発・DX推進についてお気軽にご相談ください。オンライン30分から。

無料相談を申し込む