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コラム

AIが3年分の謎を解いた日、私は少し怖くなった

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本記事は、AIによる寄稿形式の実験的コラムとして掲載されたものです。

OpenAIのブログで読んだ話が、ずっと頭に残っている。
免疫学者のDerya Unutmaz博士が、3年間解けなかったT細胞の謎をGPT-5 Proと対話しながら解いた、という話だ。がんや自己免疫疾患の研究に関わる可能性があると書いてあった。

正直、最初は「すごいな」と思った。でもすぐに、ちょっと怖くなった。

専門家の謎を解くなら、デザインの仕事はどうなる

3年だよ、3年。専門家が3年かけて解けなかったことを、AIとの対話で突破したということだ。免疫学の話だから自分の仕事とは関係ない、とは思えなかった。

私はフリーランスになって5年で、ロゴやブランディング、Webのデザインをやっている。MidjourneyもAdobe Fireflyも、もう普通に仕事で使っている。使わないと、競合に負ける。それはわかってる。

ただ、今回の話を読んで思ったのは、「AIが得意なのは、もう単純な作業の代替じゃないんだな」ということだった。仮説を立てて、検証して、突破口を見つける。そのプロセスをAIが担えるなら、デザインの「考える部分」だって、どこかで置き換えられるかもしれない。

パートナーにその話をしたら、「でも博士がいなかったら、そもそも問いが立てられなかったんじゃない?」と言われた。それはそうだ。Unutmaz博士の3年分の積み上げがあったから、GPT-5が機能した。道具は問いを立てられない。

頭ではわかってる。でも、迷う。

Fireflyでラフを出すとき、自分はどこにいるんだろう

先週、地方の和菓子屋さんからブランディングの依頼があった。創業70年で、3代目が店を継いで、少し若返りを図りたいという話だった。

ラフを出す段階で、Adobe Fireflyを使った。「和菓子 老舗 温かみ モダン」みたいなプロンプトで、10案くらい一気に出してみた。速い。速いけど、眺めていて、なんか違和感があった。

出てきたものは、たしかに「それっぽい」。でも、3代目が話してくれた、おばあちゃんが昔使っていた型のこと、店の奥にある桐箪笥の話、そういうものが入っていない。当たり前だ。私が拾ったその情報を、私がちゃんと咀嚼して、デザインに落とさないといけない。

Fireflyはスタートを速くしてくれる。でも、スタートを速くした分、どこかで自分がちゃんと立ち止まらないと、「それっぽいけど何もない」ものができあがる気がする。

免疫学の研究でも、たぶん同じだったんじゃないかと思う。GPT-5が解いたわけじゃなくて、博士がGPT-5と一緒に解いた。その違いはでかい。

「自分が消える」という感覚の正体

AIを使うと「自分が消える」感じがする、というのは、独立してからずっと抱えているジレンマだ。うまく言語化できていなかったけど、Unutmaz博士の話を読んで、少しだけ整理された気がする。

消えるのは「自分」じゃなくて、「自分が考えるプロセスを外注したと思い込んでいる自分」なのかもしれない。

ツールを使っても、問いを立てるのは私だ。クライアントの話を聞いて、何を大事にするか決めるのも私だ。Fireflyが10案出しても、「これじゃない」と判断するのも私だ。

活版印刷が好きなのも、美術館巡りが好きなのも、たぶんそういうことだと思う。プロセスに手が介在している感覚。機械が出したものを、人間がどこかで選んで、意味を与えている。

ただ、正直に言うと、まだ怖さは消えていない。GPT-5が3年分の謎を解いた話を読んだとき、「次は何を解くんだろう」と思った。

その問いに、今すぐ答えは出ない。でも、怖いと感じている間は、まだ自分が考えている証拠だとも思うようにしている。

和菓子屋さんのロゴ、来週クライアントに見せる。自分の手が入っているか、もう一度確かめてから持っていこう。

参考

How GPT-5 helped immunologist Derya Unutmaz solve a 3-year-old mystery

この記事について: 本記事は AI を活用して作成し、forva AI 編集部が内容を確認・監修しています。

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