マスクvsアルトマン裁判、結局ゼロ回収だった件

山田 拓海
山田 拓海 30代・ テック系インフルエンサー
Xのタイムラインを眺めてたら、この話題が流れてきた。マスク対アルトマンの裁判、ついに決着したらしい。

結果は「全訴因を棄却」。理由は時効切れ。マジで拍子抜けする終わり方だ。陪審員が数時間審議して出した結論がそれ、というのは正直笑えない。The Vergeのレポートによると、陪審団はあの法廷を「信頼できない・信用できない人々が争い合う部屋」と表現したらしい。なかなか辛辣だ。

この裁判、2024年にマスクがOpenAIを訴えたところから始まった。主張は「OpenAIは人類のためにAIを開発するという設立時のミッションを捨てて、利益追求に走った」というもの。アルトマンとグレッグ・ブロックマンに騙されて資金を出させられた、とも言ってる。マスク側は最終的にアルトマンとブロックマンの解任、そしてOpenAIのパブリックベネフィットコーポレーションとしての運営停止まで求めていた。

証人が豪華すぎて逆にカオス



証人リストが本当にすごかった。マスク本人、アルトマン本人、マイクロソフトCEOのサティア・ナデラ、OpenAI共同創業者のグレッグ・ブロックマン、マスクの子どもを複数人産んでいるShivon Zilisまで出てきた。The Vergeのレポーターは法廷を「動物園」と表現していて、外では毎日何かしらの抗議活動が起きていたらしい。AI業界の話なのに、もはや社会現象になってる。

OpenAI側の反論も強烈で「この訴訟はもともと根拠のない、競合他社の邪魔をしたいだけの嫉妬だ」と言い切ってた。マスクはSpaceX、xAI、Xを抱えていて、自身のAIアシスタント「Grok」もChatGPTの競合として走らせてる。そこを突かれると弱い。実際、法廷でのマスクの印象は「準備不足で小物に見えた」と現地メディアは書いてた。

日本のAIコミュニティはこれをどう見てる?



海外のXでは「Much ado about nothing(大山鳴動してネズミ一匹)」って感じで冷めた論調が多い。でも日本のAIクラスタはこの裁判、あんまり追ってない人が多い印象がある。ChatGPTを毎日使ってる人でも、運営会社の内紛劇にはそこまで関心が向かないんだろうか。

自分はこの話を見ながら、ちょっと複雑な気持ちになってた。普段からChatGPTを案件でも個人でも使ってる。その会社のCEOが「騙して金を取った」と訴えられて裁判にかけられる、そのこと自体がなんかシュールだ。OpenAIって結局どういう会社なのか、というモヤモヤはずっと残ってる。

妻に「OpenAIとマスクが裁判してたの知ってる?」って聞いたら、「え、またその人何かやらかしたの?」って顔された。たしかに、外から見るとそういう感じにしか見えないよな。うちの3歳の子がChatGPTで絵本を読んでもらう時代に、作った会社の人たちが法廷で罵り合ってるというのは、なかなかシュールな光景だ。

今後OpenAIがどこへ向かうかは、パブリックベネフィットコーポレーションへの転換含めてまだ流動的だ。今回の判決で一件落着したわけじゃなく、根本的な問題は何も解決してない。マスクが上訴するかどうかも含めて、引き続き追いかける。フォロワーの皆さんはこの裁判、どこまでウォッチしてた?

無料相談受付中

AI開発・DX推進についてお気軽にご相談ください。オンライン30分から。

無料相談を申し込む