Xのタイムラインを流し見してたら、マジでヤバいニュースが飛び込んできた。
Appleが、ペンタゴンのブラックリストに載っている中国メモリメーカー「CXMT」からRAMを買う許可をトランプ政権に求めているらしい。情報源はFinancial Timesで、The Vergeが取り上げてた。
CXMTって何者かというと、中国人民解放軍との関係を理由にペンタゴンがブラックリスト入りさせた会社だ。法律的にはAppleがここから買うこと自体は違法じゃないらしい。ただ、中国軍と結びついた企業と取引するとなると、レピュテーションリスクがデカすぎる。だからあえて政権にお伺いを立てているという構図になってる。
なんでAppleがそこまでするのか
そもそもの背景として、RAMと内部ストレージの価格が急騰していて、Appleはほぼ全製品の値上げに踏み切ったばかりだ。それで代替の調達先を必死に探してる、ということだと自分は読んだ。
SamsungやSK Hynixからだけじゃ量が足りないのか、コストが合わないのか、そのあたりは記事には書いてない。でも「ブラックリスト企業に頼みに行く」レベルの切迫感があるってことは、サプライチェーン的にかなり追い詰められてるんだろうな。
Tim Cookはトランプ政権との関係を丁寧に作ってきた人物で、大統領に派手な像を贈ったとか、メラニア夫人の映画の上映会に参加したとか、The Vergeにはそういうエピソードまで書いてあった。それでも今回の件では、許可が出たとしても議会から強烈なバッシングが飛んでくるだろうと記事は指摘している。
「中国依存リスク」という話、日本はどうなんだろう
共和党のジョン・ムレナー下院議員(中国問題委員会の委員長)は「中国の軍系企業とパートナーを組むのは重大な誤りだ」とFTに明言した。供給網を中国に依存させると同盟国との安全な技術基盤構築が遠のく、という論旨だ。
海外ではこの話、単なるAppleのコスト問題じゃなくて安全保障の問題として語られてる。でも日本のXを見てると、まだそっちの文脈で騒いでいる人は多くない。
自分がこのニュースを読んで引っかかったのは、デバイスの値段の話じゃなくて「半導体の調達先が世界規模の政治マターになってる」という現実だ。スマホ1台の中のRAMチップですら、米中の安保問題に直結する時代になってる。
自分の作業環境を思い返すと、毎日使ってるMacBook ProもiPhoneも、部品の出どころなんて考えたことがなかった。でも今後は、使うデバイスのサプライチェーンがどこにつながっているかが、ガジェット選びに関わってくる可能性だってある。
- CXMTはペンタゴンのブラックリスト企業だが、Appleが買うこと自体は違法ではない
- RAM価格急騰でAppleは全製品をほぼ値上げ済み
- トランプ政権が許可を出すかどうかは現時点で不明
- 許可が出た場合でも議会からの反発が予想される
フォロワーのみんなはこのニュース、どう受け止めた? 今使ってるデバイスのサプライチェーンを意識したことある人って、どのくらいいるんだろう。