AWS Summit Japan 2026が開幕したというニュースを見て、ちょっと気になったのがFeloの発表だ。
検索から資料作成まで一貫支援するサービスとのことで、マーケ寄りのツールとして試せるかもしれないと思った。
正直、「AIが資料作成」というフレーズはもう飽き気味だ。
ChatGPTで広告文を生成するのは日常業務だし、今さら驚くものでもない。
ただ、「検索から一貫」という部分が少し違って見えた。
普段のフローだと、競合調査・トレンド収集・スライド構成をバラバラのツールで回しているので、ここがつながるなら時間コストが変わってくる。
今のフローと何が変わるか
今、私がコンテンツ制作で使っているフローはざっくりこんな感じだ。
- SEMrushで競合キーワード調査 (月1〜2回)
- ChatGPTで記事の構成案・見出し生成
- Canvaでクリエイティブ作成
- GA4で公開後のCVRとオーガニック流入を追う
このフローで一番時間を食っているのは、調査とアウトプットの間にある「情報整理」の工程だ。
Feloが検索と資料生成をまとめて処理できるなら、そこが削れる可能性がある。
ただ、削れた時間がどれくらいCPA改善につながるかは、実測しないと判断できない。
1本のコンテンツを仕上げるのに今は平均3〜4時間かかっている。
リサーチに1時間、構成に45分、ライティングと修正に1時間半、という感じだ。
Feloでリサーチ〜構成の工程が30分に圧縮できるなら、月20本制作しているうちのコスト換算はそれなりに大きくなる。
もちろん品質がブレたらSEOの順位が落ちて本末転倒なので、そこは慎重に見ていく。
生成AIツールをROASで評価する癖
サーバーワークスが発表した生成AI運用最適化サービスも、企業向けとして注目された。
AWSのエコシステムで動くことで、運用コストを最適化するというアプローチだ。
これは大企業寄りの話だろうが、「AIのコストをどう最適化するか」という問い自体は私にも関係している。
広告代理店としてクライアントに提案するとき、AIツール導入の費用対効果をどう見せるかは常に考えている。
「便利です」だけでは稟議が通らない。
インプレッション単価が下がったとか、コンテンツ制作コストが何%落ちたとか、数字がないと話にならない。
私自身がChatGPT活用でどれくらい工数を削減できたかを、実際に月単位で記録し始めたのは半年前だ。
その結果、月の制作工数が約18%減ったのは確認できた。
ROASに換算するとまだ地味な数字だが、積み上げると無視できない。
Feloに関しては、まず自分のコンテンツSEO業務で2週間試してみるつもりだ。
GA4でオーガニック流入数を前後比較して、それから判断する。
ツールの良し悪しは触ってみるまで分からないが、数字は正直に出てくる。